私の愛用しているSNSで次のような話題があがった。スパイスカレーや天然酵母パンやコーヒーなどの凝り性の人がはまる趣味だ。
私もそういうので凝りがちなので今までやったものと継続してるものを振り返る。
続いているものとその理由
- ステーキ:最初は低温調理器を自作するのが楽しくて始めたが、結局Anovaを購入して今でも定期的に焼いている。家族も喜ぶのと店で10,000円ぐらいするステーキが3,000円ぐらいの肉で再現できるのでお得感がある。ちなみに自作は温度制御に自信がない限りおすすめしません。
- 包丁を研ぐ:包丁を研ぐのは楽しくて続けている。切れ味がすごく変わるのとやっている間に無心になれるのがよい。家族にも喜ばれる。研ぐ角度が難しいが固定ホルダーを使うとただ無心に研ぐだけでよくなる。
- 食器の修理:簡易金継ぎといわれるようなもの。食器が欠けることがあまり悲しいイベントではなくむしろ愛着が湧くチャンスになるというのがとてもいい気持ちになれる。
- 3Dプリンター:これがあればあらゆるものが自分に合わせられるという感覚が現実世界を操作しているようで楽しい。今は25,000円ぐらいのものでも十分な性能が出ておすすめ
- ランニング:最初はハーフマラソンを完走できないレベルだったが、継続して毎年フルマラソンを走るぐらいになった。走っている間は無心になれるし何十キロも走れるということが楽しい。練習すれば確実に成果が出るというのもよい。
- 筋トレ:1日5分ぐらいだけど続いている。プリズナートレーニングという本が画期的でそのおかげ。普通のスクワットでも30段階ぐらいにレベルを分けてくれているので絶対にできる。最初のスクワットは仰向けに寝て足を上下させる無負荷スクワットだ。面白いのでおすすめ
- コーヒー:追求を続けてるわけではないが豆を買ってきてハンドドリップで飲むのは10年以上続いている。一番大きい要素は美味しい豆とちゃんとした業務用のミルを買うことだった。今はみるっこを使っている。ハンドミルでやってた時間は無駄だった。
- 家庭菜園:続いた。続き過ぎた。家で水耕栽培しているうちに「これなんで液体だけで育つの?」と植物生理が気になったりして農業大学校に行くことになり会社を設立して普通に数千万円の借金をして先日2,000平米のハウスを建設してしまった。
続かなかったものとその理由
- スパイスカレー:今でもたまに作るし自分で作ると美味しいが、店の方が美味しいし、店も安いので得した感じがない。あと正解がないので追求する気持ちにあまりならない
- ペペロンチーノ:ペペロンチーノが美味しくできるようになったが、店の方が美味しいし、店も安い。正解もない。
- 天ぷら:天ぷらが好きなので勉強したが続かなかった。家でやると自分が最後まで揚げ続けることになるのと、結局は素材の質によるところが多くて店に勝てない。
- パン作り:今でも食パンぐらいは焼くけど、追求しようというところまで行かなかった。パン自体が安いのでお得感がないからだと思う。
- 写真:特定の写真が好きで、GR2やSIGMA dp2 quatrroを持っている。今でも散歩の時に取ったりして楽しいが、レンズ沼方面には行かなかった。GR2やdp quatrroで十分に満足してしまった。お金をかけないといけないのが嫌なのかもしれない
- 瞑想:やれば確かに効果があり、私の場合はかなり熟睡できるようになる。やった方がいいのだけど瞑想をする15分というのが集中するのが難しい。集中力がないとできないというのは矛盾を感じるが15分確保するのがかなりストレス。一人暮らしだったら邪魔も入りにくいのでもっとやっているかもしれない。
- 絵画:絵が上手になりたいと思い、1ヶ月間本を見たりしながら毎日絵を練習するということをしたけど続かなかった。今も憧れはある。
まとめと1つだけおすすめするなら
改めて整理してみて、要するに私に向いているのは、世の中のみかたが変わるようなもの、金銭的にかなり得したと感じられるもの、正解や結果が明確なものなのかと感じました。
逆にカレーやパンは楽しいのだけど元々買っても安く、正解がないので続かないのだろうなということです。
この中で一つだけおすすめするとすると、意外と思われるかもしれませんが金継ぎになります。食器というのは必ず割れるものです。しかしそれを再生できるというのは自分のためにも、割った人のためにもなる感じがしてとても素晴らしいスキルです。このスキルがあることで我が家では食器が欠けることがそれほど悲しい出来事ではなくなりました。おすすめです。