3Dプリンタを買いたくなるLT - Speaker Deck をしてから約2年。今年もちょこちょこ作りました。
FDM式の3Dプリンタ魅力はいくつかありますが、一つに計画通りに物事が何時間も進むということにあります。プリントが遅いというのは本来悪いことなのですが、これが印刷開始でポンッとものが出てくるようなものだったらここまで好きになれたかというとそうでない気がします。1秒60mmというような速度でゆっくりと正確に動く様はいつまでもみていられる魅力があります。もしタバコが健康にいいものだったらこんなに多くの人が吸っていたか?というような感じがあります。
あと2022年になってKingroon KP3Sというプリンタを買い足しました。これは2万円台で購入できる激安プリンタで、かつてはこういうものはかなり手を入れないと使えないというのが常識でしたがこのプリンタはデフォルトの設定、オプション品で普通に使えるものがだせます。入門者の人に自信を持って薦められるものですので、ぜひ気になってる人は調べてみてください。私のレビューはこちら
さて本題にいきましょう
みるっこの改造部品
みるっこというコーヒーミルの豆入れが馬鹿でかい問題と、筒から微粉が飛び散るという問題を解決しました。筒の上部にはセリアの磁石をつけて簡単に取り外しできるようにしているのもポイントです
マウスピースホルダー
リテーナーともいうやつなのですが洗面所に置いておくと見た目が気持ち悪いので隠しながらひっかけつつ、乾燥もしやすい形で作りました。
マーブルマシン
いつか作りたい、でも作り始めたらキリがないということで最小構成のマーブルマシンを2台作りました。いつか大きいものも作りたいです。
寝る時のメガネかけ
ただの棒ではあるんですが、シンプルなものがなかったので作りました。市販品だと「あらゆるメガネがかけられて、どんなバカでも正しく使える」という状態を目指さないといけないので大きくなってしまうのでしょう。私の場合は私が今してるメガネだけが収まればいいので単純な形にできます。
フィラメントホルダー(ドライボックス)
フィラメントドライボックスを自作しました。安くていいものができました。
今年の環境
- 本体はコンパクトなKingroon KP3Sを使うことがほとんどになった
- フィラメントはPolyMaker PolyTerra PLAに統一。PLAなのに柔らかいのとマットな質感が好き
- CADは個人用はonShape、個人で設計して仕事で使うようなものはShapr3Dでやっている(会社はもちろん別の3D CADをライセンス契約している)Shapr3Dなら年間3万円以内で使える。Winの人はSolidworks for makerなどがいいはず。
- スライサーはCura。大きいものはOuter wall speedだけ15mm/sとかに落とすと他の値が適当でもきれいになるというのが最近のお気に入りの設定
最後に
今年作った代表的なものをいくつか紹介しました。他にも思い出すだけでも冷蔵庫の中の仕切り、計量カップ置き場、、油の瓶から油が垂れてくるのでジャストサイズの下皿、ストッケという椅子のネジ受けなど小物をいろいろ作っています。
最近は「3Dプリンタがあると身の回りの不満が増えるのでは?」と逆に思うことがあるのですが気にせず来年も楽しみたいと思います。