toyoshiの日記

株式会社トクイテンを有名にするための日記です

まだ小さい子どもと二人で旅行をする

先週末に7歳の次女と二人で名古屋から東京へ一泊二日の旅行に行きました。普段一緒に生活していても、二人で遠出するというのは初めてです。特別でとてもよい思い出になったので紹介します。

まず旅行のついて考えるにあたり一番の目的を決めました。

最初に考えたのは私が男の親であり、私の父は山遊びによく連れて行ってくれたことからキャンプに行くことでした。しかし少し考えてから私はそういうのが得意なタイプではないので無理をするのはやめることにしました。この辺りは非常に悩みました。(私,娘) x (すべきこと, やりたいこと)のマトリックスがあり、間違えると誰も楽しくなくなる可能性があるからです。今回については少なくとも私がすべきと思い込んでることを除外できたのは正しい選択だったと思います。

そこで、私が一番案内できる場所として東京を体験させることを目的にしました。大きな科学館、本屋、秋葉原などそういった私自身がワクワクする場所に連れていくのがいいと思ったのです。それに東京の名所というのはテレビや映画や漫画をみていてもよく出てきます。そういったところを直に見ておくといいのじゃないかというのもありました。

名古屋駅のホームへ駆け上がる

目的が決まったので旅行の計画をたてました。一泊二日で考えます。国立科学博物館日本科学未来館などに行きたいと私は考えてました。娘の要望からはパンダ(上野動物園)と東京スカイツリーがでてきたのでそこは必ずいくことにしました。

東京スカイツリーからの景色

それに東京観光として抑えておきたいポイントとして渋谷とスクランブル交差点、原宿、浅草寺、東京駅(皇居、国会議事堂)も候補として考えました。あとは東京都は関係ないですが以前から一緒にスポーツ観戦をしたいと思っており、娘がバスケに興味を持っているのでバスケの試合観戦ができたらいいと思いました。娘がいきたい場所については、娘に「東京でどこにいきたい?」と聞いても出てくるわけではないので、妻が娘が普段話す会話などから拾い上げてくれたりして助かりました。

他にも知り合いに聞いたり、観光に関するサイトを見たりしながら渋谷のポケモンセンター、お台場のジョイポリスなども候補に入れて考えます。娘の体力も考えて1日2箇所は絶対に行く場所を決めるだけにして、あとはその場で決めることにしました。

こういう坂が一番喜ばれるとかはある - 上野駅 -

結局こういう形で観光をしました

1日目
名古屋出発
上野動物園
東京スカイツリー
浅草寺
どじょう料理の店 行かなかった

2日目
女子バスケ観戦(ウインターカップ千駄ヶ谷
原宿 行かなかった
将棋会館 行かなかった
渋谷で私の好きなニューヨークピザのお店
ポケモンセンター(渋谷パルコ)
お台場と国立科学博物館 行かなかった
東京駅(東京駅観光と本屋の丸善

いつも仕事できてる街並みに娘が溶けてくのが不思議な感覚

旅のハイライトは意外にも渋谷パルコでした。渋谷パルコのポケモンセンターはストリート風になっており、さすが渋谷という感じになっています。入り口のミュウツーも迫力があり、娘と思わず「やべえ」と揃えて連呼しまいました。

ポケモンセンターシブヤ | 渋谷PARCO(パルコ)

この瞬間は娘と同じことを感じられているという確信があり、心が通じ合ったという感動がありました。このような感覚は育児している中でも滅多にあることではなく、この一瞬のためだけでも私はこの旅行をしてよかったし、娘の思い出にもなってくれるといいなと思いました。

私と両親の間ではそういう瞬間はキャンプや父の趣味であった川下りや釣りの中にあるので、私もいつか子どもをアウトドア遊びに連れて行かなきゃという焦りがあったのですが「ポケモンでも最高じゃないか」と自分自身の固定観念を外すこともできた気もします。

普段はイオンを歩くだけで「疲れた」というけど今回の旅行では聞かなかったかも

また、本当はポケモンセンターの後にお台場まで行く予定だったのですが、ここでしかできないポケモンのオリジナルTシャツ作りをすると娘が判断して2時間待ちをしたのも逆にいい思い出になりました。待ち時間の間にハチ公前に行ったり、スクランブル交差点を往復したりしました。旅行から帰ってくると早速朝の天気のニュースでスクランブル交差点の映像が流れていて娘が「あ!見たことある」となったのも狙い通りでニヤニヤさせてもらいました。

東京に行って一泊して帰ってくるだけという、決して豪華な旅行ではないですが私にとって一生の思い出になりました。よかったのは私が無理をしなかったこと、旅行の予定にこだわりすぎずに二人のやりたいことを優先したことだったかなと思います。今思い出しましたが1日目の夜は疲れたので予定していた店には行かずに弁当を買ってホテルの部屋で一緒にハリー・ポッターの映画を見ました。

最後に、本旅行を遂行するにあたり、準備には妻の協力が欠かせませんでした(特に早めのホテルの予約と娘の着替えの準備)ありがとうございました。