toyoshiの日記

株式会社トクイテンを有名にするための日記です

Twitterに何かを書くのをやめました

今日Twitterの名前がXになったということで使うのをやめることにしました。今後会社のPRやブログの更新通知など機械的な更新だけにします。これで悪くなっていくTwitterのことを考えなくてよくなるのが嬉しいです。

私のTwitter歴は2007年から始まり、ガラケーを手に再読み込みボタンを押して投稿していた時代から、現在までの様々な変遷を経てきました。当時は画像の投稿機能がなかったのを思い出します。

私にとってTwitterICQのステータスのメッセージを記録していけるようなものでした。当時ICQYahoo!メッセンジャーのステータスで皆が誰に伝えるわけでもなく自分自身の状態を更新していました。それをマイクロブログという形で潜在ニーズを掘り起こした創業者の感性には感嘆しました。

Twitterを止めると言っても、私は元々Twitterの投稿に依存していたわけではありません。特に、会社を経営して以降は、より多くの時間を会社のPRツールとしてTwitterを活用してきました。この点から見れば、Twitterを止めるという決断はそれほど大きなものではないかもしれません。

しかしながら、10年以上の長い期間で、Twitterを通じてしか繋がっていない人々との交流が切れることになります。このことは、確かに便利さを失うという意味でマイナスかもしれません。そして、それは会社のPRにとっても同様です。

しかし、私はそのマイナス以上に、我慢して使い続けることを選ぶよりも、我慢しない道を選ぶことが最善だと感じました。今回の件で、「ここまでやっても使うんだろ?」というイーロン・マスク氏に挑発されているような気持ちになりました。イーロン・マスク氏は、私が尊敬する人物で、彼に関する本を何冊も読み、ドキュメンタリーも視聴しています。だからこそ余計に気になるのでしょう。

どうしてこんなに酷いことになったのか私には理解できていません。テスラやスペースXという人類史に残るような偉大な企業の経営者がなぜこんなこと(しかもどうでもいいこと)をしているのでしょうか。イーロン・マスクが家族を人質に取られていて脅されているか、Twitterを潰すことが人類のためだとやっているのでしょうか。

氏に関する本を読んでいると元々創業していたX社への執着を感じます。創始者たち──イーロン・マスク、ピーター・ティールと世界一のリスクテイカーたちの薄氷の伝説 という本ではx.comドメインやXという名前に異常な執着を見せ周りを振り回すイーロン・マスクの姿が証言されています。本当はイーロン・マスクPayPalなどという単なるオンライン決済サービスを作りたかったのではなく、Xに全ての金融サービスを内包するという野望を持っており、それにはXというなんでも入る名前しかないと信じていたのです。その夢を叶えるための取り組みなのでしょうか。ピーターティールや、当時のPayPalの人や投資家を見返したいのでしょうか?

とにかく、今回のことを不幸とは捉えず、自分自身のアウトプットを増やす機会と考えもっと気軽にブログを更新していけたらと思ってます。それでは、またXに戻るかもしれませんが、今日のところはこのような宣言で終わりたいと思います。