スマートホーム化の一つで、サーボモータを固定して電動シャッターのリモコンを操作しています。今のところ順調に稼働していますが、モーターとリモコンの固定方法が結束バンドと両面テープという方法なので、結束バンドが伸びたりしてしまうと正常に動作しなくなるという不安がありました。
これだけでなく今後いろいろ電子工作をしていくのであればケースやちょっとした接続や固定に使う部品が必要になりそうなのと、ちょうど家の車でも3Dプリンタが必要な問題が発生したので思い切って3Dプリンタを買うことにしました。
3Dプリンタを買うのに参考にしたのはこの記事です
結局買ったのはQIDI TECH 3Dプリンター 新モデル:X proというやつです。
QIDI TECH 3Dプリンター 新モデル:X pro,4.3インチのタッチスクリーン
- 出版社/メーカー: QIDI TECHNOLOGY CO。、LTD
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5万円以下のものもある中では高めの設定ですが、3Dプリンタはまだまだトラブルは多いようなのでその時間を買うという意味と、もし全然使いこなせなくて手放す時も元値が高いやつの方が価格が下りにくいだろうという考えでこれにしました。
3Dモデリングははじめてなので一緒に本も買いました。
- 作者: 小原照記,藤村祐爾
- 出版社/メーカー: ソーテック社
- 発売日: 2018/08/09
- メディア: 単行本
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- 作者: 林園子,濱中直樹,伊藤彰,鈴木一登,田中浩也
- 出版社/メーカー: 三輪書店
- 発売日: 2019/08/31
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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届いた
大きさはヘルシオ(大きめの電子レンジ)ぐらいあります。結構大きいし、本体の後ろにフィラメントのリールをつけたり、上部にもフィラメントのあそびを作る必要があるので、電子レンジより場所をとります。
作った
完成品なのでセッティングは30分ぐらいで終わってサンプルが出力できました。その後、Fusion360の本をこれも30分ぐらい読んだらすぐに鉛筆たてぐらいは作れるようになりました。
この大きさで63g、フィラメントが1000gで2500円なので約158円。電気代が300Wで8時間かかったので約65円。合計223円。 pic.twitter.com/MdZotQBoPa
— とよし (@toyoshi) October 19, 2019
また、Thingsverseというデータ共有サイトもあるので、そこからいくつか出力もしてみました。
感想
自分でものを作れるという感動がすごいです。世界が今までと違って見えます。これまでは道具に合わせて生活をしていたのが、道具が私に合わせる感覚になりました。既製品による様々な制約が取り払われて、今度はこちらの攻撃の番だという晴れやかな気持ちになります。 (とはいえ、まだ欲しいものを手に入れようと思うと、設計して、モデリングして、何時間もかけて出力してとぎこちないですが)
はじめてインターネットを触った時、はじめてスマホを触った時、はじめてプログラミング言語や外国語を覚えた時などの世界がブワーッと広がる感じに似ているかもしれません。とてもオススメです。ぜひ周囲の人にも買ってもらいたいなと思います。
(同じメーカーの下位機種です。安定性などは同じで、出力サイズや、対応フィラメントが小さいだけのはずです。)
QIDI TECH 3Dプリンター 新モデル:X-Smart,完全にメタル構造,3.5インチのタッチスクリーン
- 出版社/メーカー: QIDI TECHNOLOGY CO。、LTD
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