toyoshi

日記です

行動量を増やすための私のタスク管理の2つのコツ

先日「@toyoshiは行動量が多いですね。どうしてですか?」と褒めてもらえるということがあった。褒めてもらって嬉しいのはこういう時だ。どういう時かというと自分が意識的に頑張ってることを認めてもらえた時だ。自分が当たり前にできていたり、楽しくやっていることを褒められても嬉しいという感情は湧かない。例えばランニングについて話すと「月に100kmも走るなんてすごいですね」と褒められるが、それは楽しくてやっているのだから嬉しくもなんともない。(ランニング仲間には「100kmしか走ってないの?体調でも悪かった?」と真顔で言われる)

とても嬉しかったので、その時話したことを改めて整理して紹介したい。私なりのコツは2つあって、スタートとゴールの両方から考えることと、タスクをやりたいこととやりたくないことで分類することだ。

スタートとゴールの両方から考える

そのまんまだが、スタートから考えるというのは「ゴールまでのお話が言語化できている」状態にすることだ。私の場合は目標が決まったらそれまでのお話を文章に書き出すようにしている。例えば自分がゲームを作ってリリースしようとしていたらこんな感じだ。

1年後のリリースに向けて、まず6月は仲間集めに動いた。最低必要なのは4人だ。AとBとCなど10人に声をかけた結果、BとCが参加してくれることになった。次に最初の半年の資金として2000万円は必要なので・・・(中略) ・・・ リリース当日を迎えた。事前登録キャンペーンをしていたので順調にダウンロードが進んでいる。プレスリリースもうまくいってXとYに掲載された。

 こんな感じで全て上手くいった前提で思うままに書いていく。すると自分があまり考えられてなかったところと、何をしないといけないかが浮かび上がってくる。全て上手くいった前提でよいのに書けないところがあるというのは相当危ないということなので考えるようにする。

上記の例だと、全て上手くいったとしても10人に声をかけないといけない、事前登録キャンペーンをする、プレスリリースも送るということがわかるので、そういうものをタスクに切り出していく。

次にゴールから考えるのはこういう感じだ。ゴールの場合は逆に失敗した前提で考える

(最後の月)今月で資金が尽きることになった。銀行や出資者に謝りに行く。 (前月)いよいよ来月で資金が尽きる。A施策とB施策をやってみたが手遅れだ。A施策は差別化としては弱い。これだったら3ヶ月前から技術的には難しいけどC施策に集中すべきだったと後悔している。2名エンジニアを解雇した。役員のXは辞めてしまった。(前々月)来月A施策とB施策をやってダメならもう手遅れだ。もう少し早めに資金調達に動いていればよかったかもしれない。

 こうやって逆に考えていくことで、失敗するとしたらどういう理由で失敗するのか、今本当に何をすべきなのか、本当に重要なことは何かということがあぶり出される。

上記の例だと、C施策という技術的に難しいことを達成しなくては、他に用意してあるAやBは無意味だと本当は思っていることや、Xのことを本当は信用してないことや、資金が十分じゃないと薄々思っているということが文章化できている。

この方法のいいところは「タスクを書き出すぞ!」と取り組んだ時には無意識に除外してしまうようなタスクもリストアップできることだ。自分でタスクを切り出すときは「自分ができること」「とくいなこと」から考えてしまい、「やったことないこと」「恥ずかしいこと」などは除外してしまいがちだ。しかしストーリーから考えることで「もし自分が完璧な人間だったら」という視点でタスクをリストアップできる。

このように自分で文章化するだけでもタスクの切り出しが進むと思うし、これをチームに公開して、自分の楽観的すぎる部分や悲観的すぎる部分を話しあえるとよりよいと思う。

タスクをやりたいこととやりたくないことに分ける

いろんな人の起業相談にのってきて思うのは、みんな当たり前のことができてないということだ。私もそうだ。当たり前のことでも嫌なことはやりたくないから楽な方法を探して本やネットを検索するのだ。

なのでタスクをやりたいこととやりたくないことに分けて、やりたくないことを明確にするのがオススメだ。私の場合はこんな感じだ

f:id:toyoshi:20210621161402p:plain

オリジナルは7つの習慣でみた「重要度」と「緊急度」で分ける方法だが、緊急度の高いタスクは管理しなくてもどうせやるので、緊急度は無視している。

「やりたいし重要なこと」や「やりたいし重要でないこと」は誰にでもできる。だけど、「重要だけどやりたくないこと」はなかなかできない。

私の場合は、自分で「私はロボットで私の感情とは関係なく経営者のタスクとして必要だからやるんだ」と言い聞かせながら実行する。自分が苦手だと認識して一気に片付けるのだ。

やりたいことと、やりたくないことを一緒に管理してしまうと、やりたいことを終わっただけでかなり進んだように感じてしまうが、実際にはボートの片側のオールを漕いでただけなのかもしれないので注意すべきだ。

まとめ

起業相談を私が受けるときでよく相談者が避けているのはこんなことだ

  • 事業計画の発表を知り合いにみてもらう
  • そのプロダクトにお金を払いたいという人を友達の中で探す
  • プロダクトを使ってくれない顧客に電話してどうしてか聞く

上記のことはほとんどお金をかけずにできるし、当たり前のことだけど私がアドバイスすると「なるほど。目から鱗が落ちました」という人が少なくない。

どういうことかというと、必要だけどやりたくないことだからタスクとして挙げないように頭がなってしまっているのだろう。めちゃくちゃ気持ちはわかる。私も誰かに相談すると同じように当たり前のことをしていないことを指摘される。だからストーリー化が必要なのだ。

今回紹介した方法をまとめるとこういうことだ。ストーリーを作って、第三者の視点から重要なタスクを切り出し、やりたくないことはやりたくないと意識して一気に片付ける。

なおこのようなブログを書くことは「重要度は低いがやりたいこと」だ。人生はベンチを温めるためにあるわけでもないが、進捗のためでもない。