ここ10年ぐらい大体毎日同じ服が着れるように整えるということをしています。この話をすると結構な割合でスティーブジョブズの真似かと言われるので恥ずかしいし、こんなことやってもイノベーションは起きませんが、恥ずかしさよりメリットが僕にとっては大きいので続けています。
常に色々アップデートしているのですが最近は友人の勧めで下着にタンクトップを着るようにしました。タンクトップがあるとポロシャツなどの肌へのザラザラ感が減るのと、汗のベタベタした不快感が減るのでとても良いです。またタンクトップを着ていれば、どんな服を着ても肌への刺激が変わらないので、下着とは肌にとって上着を抽象化してくれるミドルウェアだったんだという数百年遅れの発見ができました。
さて、大体同じ服を着ることのメリットの上位三つあげるとするとこんな感じです。
一つ目は服を選ぶという決断が不要になることで、決断が不要ということは空気と同じで存在をしていないものとして扱えるようになります。
二つ目は服を買うという行動を全く考えなくてよくなることです。お店に行ってもいい服ないかなと考える必要はありませんし、 セールなどがあっても自分には関係ないこととして扱えるようになります。
三つ目は肌触りが毎回同じになることです。汗でベタベタするとか、粗めの生地でザラザラするとかそういうことが僕は結構気になるのですがそれが毎回同じというのはとてもストレスが少なくてすみます。
もちろんデメリットもあって、一番大きいのは、服装を重視する人からの評価がすごく下がっているだろうということです。私は初対面の人がママチャリに乗っていたり、格安のAndroid端末を使っていたりすると、一事が万事で、この人はプロフェッショナルな人ではないのかもと考えてしまうのですが、同じことを服装を重視する人には思われていて、私の想像以上に損しているだろうと思ってます。
あとは、しょっちゅう会う人には毎日同じ服を洗わずに着ていると思われるかもしれないということです。そういうことを防ぐためにもこういうブログのエントリを書いています。
さて10年ぐらい続けてきたこの活動ですが、今年仕事を辞めたことによって、会社のロゴ入りの服を着続けるという以前の方法が使えなくなったので大幅変更を余儀なくされられました。今はこんな感じです
下着
パンツはユニクロのエアリズムを履いています。以前は綿のパンツを使っていましたが、ランニングなどをして濡れた時や洗濯した時の乾きが悪いので化学繊維にしようと変更しました。宇宙に行ったら化学繊維しか基本的には使えないはずなので化学繊維の発展には貢献していきましょう。
靴下はユニクロの4足千円の黒のものです。靴下は統一すると左右を考えなくてよくなるのでメリットが大きいです。冬は別のブランドの分厚い靴下にしています。
ボロいのとそうでないのが出てくると嫌なので、半年に一度全部捨てて、新しく全部買い直します。
服・ズボン
服は同じブランドで同じ種類のポロシャツを5着揃えました。本当は同じ色で揃えたかったのですがそれは家族にやめてくれと言われたので色違いです。色を選ぶのは嫌なのでハンガーで並んでいる順に取るというルールで運用します。
会社に行っていた時は、会社のロゴ入りTシャツか、会社のロゴを刺繍したり、ワッペンを作ってユニクロのポロシャツに貼り付けたものを毎日きていました。
ズボンはGRAMICCI(グラミチ)という所の短パンを3つ、長ズボンもグラミチで3つで運用しています。股の部分が立体的に作られていてとても動きやすいのと、腰に紐がついているのでベルトが不要なのが嬉しいです。
[グラミチ] ショートパンツ グラミチショーツ G-SHORTS CHINO 日本 L (日本サイズL相当)
- 出版社/メーカー: GRAMICCI
- 発売日: 2019/02/05
- メディア: ウェア&シューズ
- この商品を含むブログを見る
靴
冬はクラークスのデザートブーツを履いています。これは世界中のどこでも売ってるし、仕事でもカジュアルでもいけるのでとても良いです。
ただ夏はまだ決めきれておらず、スニーカーを履いています。夏に履ける定番っぽいものが欲しいです。
また、靴はどうしても革を使うのが嫌だなと思ってます。動物愛護の精神というよりは、21世紀にもなって動物の革を使うのが嫌なので(これもまた宇宙では革靴はないはずなので)何かいい方法はないかなと常々思ってます。
選び方で一番大事なことは再購入できるかどうか
選び方の基準は再度購入しやすいことが最優先です。せっかく揃えてもまた買うことができなければ意味がありません。なのでユニクロやクラークス、グラミチなどの定番ブランドを選択します。最高品質よりも再購入のしやすさが不安を減らします。
私は普段使うものをMUJIで買うことが多いのですが、これも品質や使いやすさにおいてMUJIが最高と思っているわけではなく、再度手に入るという安心感からです。(結構MUJIはアップデートされたり廃盤になるのですが・・・)