toyoshiの日記

株式会社トクイテンを有名にするための日記です

タクシーと自家用車のどちらがコスパがいいかの話と道具について

結論は私の場合はタクシーの方が安かった。移動代をケチったら収入は上がることはないと尖っていた20代の頃、月収15万円しかないのにタクシー生活を名古屋市内でしていた。自動車は購入費用以外に保険、ガソリン、車検、駐車場とお金がかかる。なお、個人的に車をやめたときに一番良かったのは車検や自動車税やガソリンの残量について一切考えなくていいし、頭の中から消していいということだった。とても自由に感じた。

一方でこういう隠れた損失もある

  • 遠出するハードルが上がる
    • 遠出しようという発想が脳から出てこない(A)
  • 車を持ってるから誘われるイベントが発生しにくくなる
  • 車を持ってるから自分からできることが減る
    • 家族や友人を乗せてあげる・送迎してあげる

コスパというのはパフォーマンスに対するコストであって、コストを下げるだけの話ではない。コストを下げるだけならタクシーも乗らないのが一番いい。 個人的には(A)を重視している。百聞は一見にしかずという言葉があるように、人間の脳には限界があって、一度見てみたり、触ってみたりしないと脳みそが働かない。

最近特に感じたのは3Dプリンターを買った時だ。買う前はそんなに作りたいものないしなと思っていたが買ってみると作るものを脳が探すようになる。誰だって道具を手に入れたから行動が変わったという経験はしてるだろう。他にもLINEがあるから連絡を取ってる人もいる。LINEがなくても手紙でも書けばいいけど実際はしないものだ。

道具を所有するというのは体の一部にするようなことなのかもしれない。足があるから歩いたり走ったりしようと思うのであって、足を毎日借りているようでは出かける頻度は相当下がるだろう。 ということで、何かを買う・借りるというときは短期のお金の出入りだけでなくその先に自分のいつもの想像力からしてどう変わるか、どんな思い出がある人生にしたいかというところも考えるといいという持論でした。