toyoshi

日記です

3Dプリンタでモニターを車のシートに固定する部品を作りました

最近車を買い換えたのですが、リアシート用のモニタがなく、子どもたちがDVDなどを見れなくなってしまいました。なしならなしでいいかとしばらくやってみたのですが、子どもらの不満が大きいので取り付けることにしました。

しかし、メーカーに聞いても純正パーツはなく、かつネットで探しても取り付ける用のパーツがありません。一般的なリアモニタはヘッドレストに固定するものなのですが、今回買った車はヘッドレストが特殊な形で一般的なものは取り付けができないのです。

そこでせっかく買った3Dプリンタを使って取り付けパーツを作ることにしました。試行錯誤の末、なんとか実用に足るものができました。

できたもの

ヘッドレストが外れないタイプの車だったので、二つのパーツに分かれていてヘッドレストを挟み込むような構造にしました。

工夫したこと

重視したのはしっかりと固定されて画面が揺れないこと、 そして万が一の事故の時にもできるだけ安全なことです。 揺れないようにするのは今回3 D プリンターを使うのでしっかりとジャストサイズで作ることで対応しました。安全面については、 一番危ないのは後ろから強い力がかかった時にパーツが前へ飛び出すことです。そのため既存の製品を参考にしながら後ろから強い力がかかってもモニターが後部のパーツに引っかかるようし、ネジなどの刺さる部品は前方に配置しないようにしました。

試行錯誤の過程

Thinsgverseで検索してみる

すでに誰か作ってるんではないかとThingsverseで検索してみたところ、前のモデルの車用のものがありました。

www.thingiverse.com

大きさなどが違うので採用はできないが、構造的には参考にさせてもらうことにしました。 ぜったいに使えないのはわかっていたのですが、細かいことを想像するのが面倒だったので一部だけプリントしてみてどんな感じかみてみました。

段ボールで作る

仮のものをプリントアウトしてみて頭の中でイメージができたので、プロトタイプを段ボールで作ることにしました。ノギスで ヘッドレストのサイズを測りながらダンボールで作ってみました。

試作品を出力する

まずinfill 15%で中をスカスカの状態にしてサイズ確認のために作ってみました。そこで凹凸をはめる部分に多少のあそびがないとはまらないことがわかりました。あとでメス側に1mmの余裕を持たせることでゆるすぎずきつすぎない形に調整しました。

完成品をinfill 100%でつくる

完成品にはネジを入れるためと、全体の強度を増すためにinfill 100%(中身が全て詰まっている)状態で出力することに決めていました。しかし、 実際にやってみると平たい方のパーツがうまく出力されません。infill 100%にすることで途中でそってきてしまうのです。ベッドの温度か、出力速度を変えることで調整できそうでしたが、こちらは面での強度があれば良いのでinfill 50%に下げて出力することで回避しました。

完成

同じ車種の古い型用の部品は1式1万円とかするので自作することで2万円浮いたことになるので得した気持ちになりました。ディーラーの人にも褒めてもらえて嬉しかったです。