obnizとサーボモーターを使ってリモコンを操作することでスマホから電動シャッターを開け閉めできるようにしました。ちょっと前にiPhoneから開けられるようにというのはやったのですが、実運用してみたところ、閉められないのと遠隔地でうっかり開けてしまったら嫌だという不安があったのでその2点を改良しました。
完成物
こんな感じになりました。セリアで購入したケースに穴を開けて線を通し、その中にパーツをマスキングテープで固定してあります。リモコンとサーボモーターは両面テープと結束バンドで固定してあります。
動作はこんな感じです
開け閉めの両方に対応できた pic.twitter.com/QoHz6KSAwS
— とよし (@toyoshi) October 14, 2019
ボタンを押してから1秒以内にサーボが動作しており、ストレスなく動いています。
操作はWebのUIから行うようになっています。
工夫したところ
工夫したのは、安全のためローカル接続でしか動かないようにした点です。
var is_local_connect = this.socket_local && this.socket_local.readyState === 1; if(is_local_connect !== true){ alert('ローカル接続でのみ利用可能です'); return; }
というようなコードを入れて、obnizと同一ネットワークにいるかどうか、つまり家のWi-Fiに接続されてるかどうか、さらにいうと家のそばにいるかどうか判定し、その場合だけ動作するようにしました。これによりうっかり誤動作させて、自分は遠くにいるのにシャッターを開けて気がつかないということは防げそうです。
まとめ
スマホで電動シャッターを開閉する仕組みを作ることができました。少し実運用した後、今回のようにアップデートして安心して使えるシステムにアップデートできたことは良い経験になりました。
ケース内にパーツを固定する方法、リモコンとサーボを密着させる方法などは経験不足のためとりあえず思いついた方法でやっており、今回は十分そうですがもうちょっと経験を積んで選択肢を増やしていきたいと思います。
追記(2019/10/22)
結束バンドでの固定がよくなくて、翌日の朝ずれていたので、3dプリンタで固定できるものを作って固定しました。