toyoshiの日記

株式会社トクイテンを有名にするための日記です

3Dプリンタでリモコンにモーターを固定する部品を作りました

3Dプリンタを買ったのでさっそく実用的なものを作りたいと思い、さっそく電動シャッターのリモコンを動かしているサーボを固定する部品を作ることにしました。

はじめての制約付きの実用品ということもありかなり失敗を繰り返しました

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今見ると信じられないが右上のわずかな部分を土台に製作を開始したら、サポートを作るところから失敗してボソボソに。

  • フィラメントがリールから外れているのを放って置いたら詰まった
  • ノギスで計測したきっちりしたサイズで製作したら小さくなりすぎた
  • なぜかPLAの設定温度とABSの設定温度を間違えて設定していまいフィラメントが詰まった
  • 頭の中で計算していたら厚みの分を計算し忘れていてずれていた
  • モデリングしてみたら、サイズなどは正しいがモーターを入れることができない構造になっていた
  • 支えがないような作りにしてしまいぐちゃぐちゃになった

特に難しいと感じたのは、モーターをどの程度固定して、どうやってその場所に収めるかということでした。要するに平面におくだけ〜周囲を3上下左右全て覆うというところの間のどこでバランスをとるかということなのですが、さっとそこそこの解にたどり着くにはそれなりの経験が必要そうです。

完全品

リモコンとモーターをネジなどを使うことなく(リモコンを非破壊で)固定できました。期待通りの動きをするものができましたが、もうちょっと技術を身につけてネジも使えるようになるともっと単純な構造で頑丈なものが作れそうです。

小さい突起をいくつかつけることで動かないようにしつつ、取り外しも簡単にしています。

これが失敗したものです。右からサポート足りなすぎ、計算ミスで突起の場所が違う、フィラメント詰まり、あそびがなさすぎてはまらない、です。

まとめ

3Dプリンタを買った目的の一つである、電子工作で必要なパーツを作るというのが一つ達成できました。このパーツは2つ必要だったのですが、1つできてからの量産できる(1個あたり1時間かかりますが)という状態が嬉しいです。この辺りは普段やってるプログラミングの、1つの処理を書くのに数時間かかっても、2回目以降は1秒以内に終わるという爽快さに似ています。

ちなみに今回のパーツの原価は1gあたり2.5円のフィラメント13gと、300Wで1時間8円の電気代なので8円で、合計約40円でした。

ねじ止め、2つのパーツの接続などの技術があればもっといいものが素早くできたはずなのでモデリングの練習をつもうと思います。