噴霧式の水耕栽培をやってみたいということで、超音波式の霧発生器を使った装置を使って小松菜とサラダ菜の栽培をしてきました。しかし、思ったように育たないということで本日運用を止めました。
使っていた装置はこんなものです
普通の循環式(以下、湛液式)と比較するとこれだけ差が開きました。
しかも噴霧式の方は夕方ごろになると水分が足らなくなり葉がしおれるのでたまに水を上からかけていました。
噴霧式の方の栽培環境
念のため記録しておきます
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AGPTEK 【改良版】ミニLED超音波霧発生装置(水槽、築山、池など用) 12LED ミストメーカー 雲煙が立ちこめる幻の世界を作る 使用簡単 水避けカバー付き を使用
- 24時間噴霧(最初は間欠動作にしていたが追いつかなかった)
- 溶液は微分ハイポネックスを0.2mS/cm程度
- 設置場所は5月初旬〜下旬、名古屋、屋外
結果
霧だけでは苗が大きくなると補給が足りないためか萎れてしまう。萎れなくても成長が遅い。
考察
海外でエアロポニックス をやっているエアロファーム社(https://aerofarms.com/)のようにカッコよくやりたかったがうまくいきませんでした。さまざまな要因が考えられますが、今回は萎れてしまうということで、日差しの強さ、温度の高さなどが原因だったのではないかと考えています。エアロファーム社も温度管理された屋内での栽培です。
日本の屋外のような環境でエアロポニックス をやるのであれば、低圧式でスプリンクラーのように水を吹きかけるタイプでやる必要がありそうです。