家の近くに庄内緑地公園という公園があり、そこに立派なケヤキの木があります。私は昔からケヤキの木が好きなので、その大きさだけでなく美しい樹形にも惹かれ、さぞ名のある木なんだろうなといつも見るのを楽しみにしていました。(私はケヤキが好きで学生の頃、ケヤキの盆栽を育てていました。私が育てていた盆栽は私が一人暮らしを始めたら父が地面に植えてしまい、今では5mはある大きな普通の木になりました)
そんな公園のシンボルの木が今年弱っているということで近くに寄れなくなっていました。
これを見て、心配になってきたので12月ごろにタネを拾ってきて植えることにしました。
まずタネを水につけて播いたら芽が出ました。発芽率は思ったより低いです。3割ぐらいでしょうか。
ケヤキは盆栽に仕立てる時は幹を短くするために、これぐらいの大きさで幹を切って指し木をします。
挿し木の成功率を高めるには水捌けのいい土や発根剤があるとよいそうなのでセットで売ってるものを買いました。
あとは幹を清潔なカッターで発泡スチロールや大根の上でカットします。
本には「成長した樹形を想像しながら良いバランスできる」と書いてあるのですが、私は初めてなので想像できません。このカットのバランスでかなりの部分が決まるようで緊張します。緊張するけどできることは何もありません。
切ったら発根剤の溶液につけておきます。
あとは優しくポットに入れて終わりです。
うまく根が出てくれると嬉しいです。