先日、水耕栽培のイベントで、水耕栽培をするときに3Dプリンタは便利という話をしました。3Dプリンタ導入の障壁の一つである「難しいんじゃないの?」というのがあると思うので補足をかねてどんな感じでものを作るのか紹介します。
動画
この動画で作ったのはパラソルとテーブルの間につける固定用の部品です。テーブルに標準で付属していたものが、別で購入したパラソルに合わなかったので作成しました。
私は去年の10月から始めた程度で、本を1冊買って半分ぐらいやった程度ですが、サイズを決めてから作成までは2分以内でできています。
#楽しい水耕栽培LT で3D CADが水耕栽培で使うぐらいなら簡単という話をしたのだけど、今日ちょうど作ったのがあったので動画にしました。動画はパラソルホルダーですが同じ要領でパイプの継手やエルボなども作れます。基本はブロックみたいなものです。ソフトは個人利用無料のFusion360 pic.twitter.com/63NudqpfTj
— とよし (@toyoshi) 2020年5月12日
説明
私が使っているソフトはFusion360という個人利用なら無料のソフトです。Fusion360で普段の道具を作るような(ソリッドモデリング)時には、主にスケッチモードという2次元平面に絵を描くモードと、それを操作するモードを行き来しながら作ります。
今回だと、円を描いてそれを押し出しをしたり、逆に描いた円を押し出して切り取りをして形を作りました。
3Dモデリングというとディズニーアニメのような複雑なものを作るイメージが私はあったのですが、実は普段の道具などはほとんど直方体や円柱などを組み合わせでできてしまいます。
また、3Dというだけで高性能なPCが必要と思われることもありますが、このようなものを作るのであればそれほど必要ありません。上記の動画も2015年のPCで作成しています。(2.7 GHz デュアルコアIntel Core i5、メモリ16GB)
できたもの
まとめ
動画をみて「なんかこんなものか」と思ってもらえると嬉しいです。私が使った教材は
になります。全11章あるのですが、5章までしか私はやっていませんがこれぐらいのことはできるようになります。今まで作ったものはこちら。
3Dプリンタ本体は私はQidi tech社のものを使っています。エントリー機で人気なのはANYCUBICのようです。