3Dプリンターで卓上の水耕栽培用の容器を作ったのですが、水漏れ対策が必要だったので調べてやってみました。
結論から書くと今回はパジコ 水性防水材という製品でうまくできました。成分はアクリルと水で、無害・無臭ということなので植物にも影響はないはずです。
試したこと
PLA, ABS, PETGでそれぞれちょっと条件が違うのですが試してみました。
作ったのはこんな容器です。一辺が70mmぐらいの直方体に水をいれる感じです。以前こういうものを作って防水対策をしなかったときは30分ぐらいすると染み出すように漏れてくる感じでした。
筆で塗ります。これはPLA, Line Height 0.2mm,密度20%です。1回塗りで現在72時間以上たってますが水漏れしていません。
これはPETG, Line Height 0.3mm,密度20%です。こちらは実際に使うやつなのでパジコ 水性防水材の推奨する3回塗りをしました。こちらも水漏れしてきません。
これはABS, Line Height 0.2mm,密度20%, 3回塗りです。1枚目の写真を見るとわかるように反りが発生して明らかに隙間ができていますが水漏れの気配はありません。
まとめ
ABS, PLA, PETGにたいしてパジコ 水性防水材を使って水漏れ対策をしてうまく行きました。まだ長期に渡ってどうなるかはわからないので水が漏れるようなことがあればここに追記します。
他に調べた中ではエポキシ(タミヤ メイクアップ材シリーズ No.136 透明 エポキシ樹脂 (150g) 87136)を使うという人もいました。