廊下の照明のON/OFFの自動化の計画のための準備として、照明のON/OFFを計測する準備が必要で、そのためのクランプ式の電流センサを使った話です。
前回の方針では、Arduinoを使うことにしていましたが、その後の調査でobnizやHiLetgo ESP32という選択肢を教えてもらいました。これらの特徴はArduinoよりリッチで最初からWi-Fiに接続できたりするということです。
今回の目的は品質・納期・予算でいうと納期(スピード)優先なので予算と品質を無視してobnizを選択しました。家中の照明にこれをつけるとなったら予算優先でESP32になるかなと考えています。
obniz
obniz IoTスターターキット/IoT Home Kit - スマホでもプログラム。自宅を自分の手でIoT化
- 出版社/メーカー: 株式会社CambrianRobotics
- メディア: おもちゃ&ホビー
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obnizはめっちゃすごいです。前にメーカーフェア大垣で実物を見せてもらったのですがとてもリッチです。個人的にいいと思ったのは
- クラウドの開発環境があるので繋げたらブラウザでコードを書いてすぐに動かせる(入力も受け取れる)
- 1Aまで入出力ができるのでモーターなども普通はアンプなどが必要なところ、obnizなら直接さして動かせる
- 単独でWi-Fiに接続できる
- 今回使いたいセンサに必要なアナログ入力に対応している
という感じです。
とにかくよくできてて、パッケージを開けたら数分で、しかもコードを書かずして任意の文字列を表示させたり、obnizのスイッチを押したらクラウドで受け取るようなものが動かせます。
Webで入力した文字を端末に表示するHello Worldできてしまった。 pic.twitter.com/UbmsexNZOZ
— とよし (@toyoshi) 2019年9月29日
電流を計測する
ではやってみようということで、やってみました。
これが電流を計測してくれるセンサです。超小型クランプ式交流電流センサ(φ10/80Arms)/4-337-01というやつです。
さっそく湯沸かし器につけてみました。obnizのコードは11ch A/D モニターというサンプルがあったのでそのまま使っています。そして繋げるとこのようになります。
電流のオンオフ取れるようになった。 pic.twitter.com/SrY0ZmgD9W
— とよし (@toyoshi) 2019年9月29日
湯沸かし器をONすると赤いのがバーっとなります。
まとめ
obnizと電流センサで湯沸かし器のON/OFFが取得できるようになりました。
次回の課題
- 入力のノイズが大きいのでなんとかする
- サンプルプログラムを書き換えて、ONとOFFを検知した時に、日時などを保存するようにする(ONとOFFの定義が難しそう)