知り合いと連休中にマカオにいくことになったので、マカオといえば深夜特急か、溶けるだなと思い出して読んだ。100億円以上の会社の金をカジノで使い込んだ実話。
100億円使い込んだのもすごいし、金曜の夜に成田から出発して、寝ずにカジノで遊んで月曜の朝に帰ってくるという依存っぷりもすごいし、結局個人の資産から会社には返済したってのもすごいし「ほえー」という感じだ。
数億づつ借りて「次こそは逆転して返すぞ」とずぶずぶとはまっていく様はまさに依存症で、お金があっても、仕事ができても、こうなってしまうのかと怖くなる。私も最近はやっていないがパチンコや競馬にいけば有り金は全部使うタイプなので他人事とは思えないので余計に怖い。
本書を読んで得られたのはやはりギャンブル依存症というのは病気だということだろう。依存症の素質があるなと心当たりがある人はあらかじめこれを読んで臨死体験をしておくのはいいと思う。
王子製紙の社長がカジノで100億ぐらい会社の金を使い込んだ「溶ける」をよんでるけど、読んでるだけで、もし自分だったらと想像すると怖くて胃が痛くなってくる pic.twitter.com/ry97m3Mpir
— とよし (@toyoshi) 2019年4月25日