12月13日に香川高専にて起業について講演させていただきました。その時のアンケートの結果を頂いたのでどんなだったか紹介します。
そもそもどうして私が講師として呼ばれたかというと、私は2004年に岐阜高専を卒業しているのですが、その中で高専ロボコン、休学、留年を経験していて、さらに高専卒業後は個人事業主で独立し、会社を設立して売却をするという経験をしているからです。
私としては、私が起業したきっかけというのはいくつかあるのですが、その一つが高専 OB の起業体験談を聞いたことということがあり、私も次の世代に役に立つといいなと思い講師を引き受けさせていただきました。
内容については起業するということが具体的にどういうことなのかよく分かるように手続きや費用の話を入れたり、他にも高専出身や現役の学生で起業している人でどんな人がいるかということを紹介しました。
リサーチ(高専出身の起業家) - Google スプレッドシート
また、私がどのように今の事業を思いついたりだとか、事業を見つけ成長させるにも方法論があるんだよとか、どのように仲間を集めるのかというような話もしました。
失礼なことに事前の予想では半分ぐらいの人が途中で寝てしまうんではないかなと思ってたんですが、ほとんどの人が真剣に聞いてくださり、質問もたくさんしていただき、アンケートの結果も良好で、とても良かったです。
豊吉さんの経験を聴くと、会社を起業させるのには、特別に秀でた能力が必要な訳ではなく、得意で好きなことが1つあれば可能なのだと分かった。また、行動力がすごくある方だと思った。
起業に対するイメージが変わり、とても興味深い講演だった。正直、起業について詳しいことを知らなかったし、自分は起業するなんてありえないと思っていた。しかし、起業までの過程を聞くと、ささいなきっかけと決意で起業できることを知り、自分も今後の進路の選択肢として覚えておきたいと思った。
特に上記のような意見をいただけると話したかったことが伝わったんだととても嬉しい気持ちになります。
私は高専を卒業して独立するという道を選んだのですが、その時に一番思っていたのはどうして働かなきゃいけないんだろう、どうして楽しいと思ってない道を選ばなければいけないんだろうということでした。
高専を入る時にはロボットコンテストに出たい、 ロボットを作れるようになりたいとワクワクしながら選んだはずです。それが高専を出たからといってワクワクしないことを選ばなきゃいけないなんておかしいと思っていました。
本当は学校を卒業した後の進路というのは無限に選択肢があるはずです、それがなんでだかはわかりませんが、いつのまにか自分の学力で行ける大学へ進むか、推薦してもらえる企業に就職するという考えに私はなってしまっていました。
全員が起業する必要はありません。でも、今回の講演で改めて自分の進路の自由について考えるきっかけになればと願っています。
余談ですが Google フォトで都道府県で検索するとその都道府県で撮影した写真が出るのですがなぜか香川県だけは香川県の写真が選ばれず「うどん」と検索結果が同じになっています。驚きました。